吾輩は蚯蚓である。夜を昼を様々な街に縦横無尽に出没するたくましい生き物である。
根っからの外食好き"蚯蚓"の食生態フードダイアリー。

2005年09月30日

東京・新宿三丁目(貝料理) 〜貝料理の専門店

最近新宿三丁目は、オステリアやスタンディングのワインバーなど、
新しい店の開店が目白押しである。

と言いつつ、本日は人に連れられ、もうずっと古い方に分類されるであろう
貝料理の専門店へ足を運び候。
いずれ記事にする予定であるが、茅場町や最近では神田にも新店を構えた
貝の専門店に蚯蚓はたまに足を運ぶ。
その会話から端を発して、この店へ行く事になった次第である。

少し前になるが、オイスターバーがアメリカから上陸し、
カキの洒落た店舗が増えたこともあったが、
今回の記事はその類の物とはいささか異なる。

はまぐりやあさりは勿論の事、カキやホタテ、ミルなど
一般のいわゆる貝全般をさまざまな料理にして出す、
どちらかというと日本酒や焼酎の合う和風仕立てな品を出す店である。

1階は10人弱のカウンター席のみで、2階は座敷席である。
この2階へ通されると、ここが新宿三丁目である事を忘れ、
どこか温泉地の小旅館へ来たような心地にさせる何とも不思議な
居心地の実に良い小ぢんまりとした座敷席である。

まず、お通しの如くに蜆の特有の青みがかった白濁した出汁エキスを
日本酒のグラスで出され、一口でさっと頂き飲む酒に備える。

新宿三丁目 しじみ通し.gif

早速今日薦めの刺身の盛り合わせに赤貝を足してもらい、ビールを発注。
程なくして刺身が来た。
ホタテは甘味とむっちりした食感が心地よく、香りも品良く美味しい。
白ミルも磯の香りがぐっと来つつ、歯ごたえ良く
日本酒との相性は言うまでも無い。

新宿三丁目 貝刺し盛り.gif

焼きはまぐりもこの貝の育ちの良さを感じさせる、
海草の甘味のような旨味たっぷりの味わい深い美味しさに酒が進む。

新宿三丁目 焼き蛤.gif

〆のあさりご飯と味噌汁もよく海ぺたで食べたりする、
潮気の良さでおいしさを感じる旨さというより、
あさりが沢山美味しいものを食べたところで、
漁師に獲られて調理されたような滋味深い甘味を感じさせる。

新宿三丁目 あさりごはん.gif

そのほかの陶板焼き風のものなどの料理も全て、貝の旨味の特徴を
一層際立たせる品ばかりで、実によい。
気持ち一皿辺りの価格が3丁目にしては高いところであるが、
値段なりの美味しさを堪能できる実力ある店である。

今度記事にする折は、名物の貝を使った餃子等のこの店ならではの
皿を特筆したいところである。
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2005年09月23日

東京・新宿三丁目(アフリカ料理)〜モヒートの旨い店

本日夜にアフリカンバーへ足を運び候。

先日蚯蚓の飲み仲間にこの店がテレビで紹介されるというメールが
来たとの事で、混んでしまうなら今のうちに行っておこうと思い立ち、
足を運んだ次第である。

そもそも蚯蚓がこの店に惹かれたのは1つの看板である。
新宿三丁目はゴールデン街同様、最近改装して、
小ぎれいな店構えの店が増えており、新宿の雑然とした風情が失われつつある。

そんな中、手製で店の雰囲気が感じられるこのたて看板が目に留まり、
店に入ったのが最初で、カラー電球が怪しい光を灯す暗い内装のカウンター中心の
バー風の店であるが、ギネスやら酒がノーチャージで飲め、
以来ふとしたときに立ち寄っている。

新宿三丁目 アフリカンバー.gif

この店の蚯蚓の好物はモヒートとヤム芋を使った料理である。
本日はその好物のモヒートと新たにヤム芋と野菜を煮込んだ料理を発注。
店はラッキーさんという自称なのか本名なのか不明なナイジェリア出身の
男性が料理や酒を一人で作り、運びは感じの良い女性が行う。

程なくしてモヒートが先行してきた。
ラッキーさんのモヒートはバカルディのラムベースなのだが、
底の分厚いグラスにミントの葉を入れ、
バースプーンでがつがつと葉を潰し、香りを出す。
また、葉の雰囲気が洋菓子にある類の葉脈のはっきりしたものとは異なり、
丸っこい葉脈のあまりない葉の様で、興味がそそられるところである。
ともかく甘すぎず、レモンの果汁が前に出すぎず、
ミントの甘くてサッパリした香りとラムがガツンと来るモヒートは
しっかりとしていて、旨い。

新宿三丁目 モヒート.gif

次にヤム芋料理が来たのだが、非常に辛い。
辛さの中に、野菜やら芋の甘味が出るのだが、
折角のモヒートの心地よさが半減してしまい、酒をビールにするか、
通常頼むもっちりさせたヤム芋とシチューにしておくべきだったと
いささか後悔しつつも料理を堪能。

この日初めて知ったのだが、ラッキーさんは太鼓を叩いて客とセッションする
らしい。客は皆めいめい上手に叩いてラッキーさんとセッションするのだが、
リズム感の無い蚯蚓はてんでダメである。
それでも上手にらしくまとめてくれるラッキーさんの腕は凄いところである。
そうこうするうちに、見知らぬ客とも会話が弾んで、ついつい長居してしまう。

そんなやんやと楽しめたり、軽く酒を飲める店であるが、
テレビ紹介により、混雑しない事を願いつつ、
しばらく日が経ってから、様子を見に足を運ぼうかと思っている次第である。
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