吾輩は蚯蚓である。夜を昼を様々な街に縦横無尽に出没するたくましい生き物である。
根っからの外食好き"蚯蚓"の食生態フードダイアリー。

2005年03月23日

新宿 〜バランスの良い風味の皿 (フレンチ ビストロ)

本日昼、新宿にてパンの美味しいビストロでランチを堪能す。

この店は元は国立にあったお店が移転して新宿に店を構え
かれこれ数年経つ店である。
今は無き三越百貨店の建物裏手の道をもう少し新宿3丁目寄りに行ったところにその店はある。

ここのランチは毎日食べるには高いけれど、たまの休日にゆったりと愉しむには
十分手頃な値段で、カジュアルなフレンチを頂くことが出来る。
どうも休日のランチはコースしかないようで、前菜、メイン(魚または肉)、デザート、
コーヒー、パンが付くものか、フルコースになっている。

メイン一皿のコースを発注。程なくして前菜がきた。
タコのサラダで一見するとヴィネガーのきいたマリネ風に見えるが、
ニンニクやわずかなタマネギ、オリーブオイルにパセリといった至ってシンプルなものだけで、
塩梅良く仕上げているため、タコ自体の質はほどほどであるが、十分に美味しさを堪能できる。
この店の特筆すべきはパンで、粉の美味しさもさることながら、
周りの皮のカリッとした食感と中の程良いしっとり感が非常に癖になるおいしさで、
出てきた料理とも良くあってついつい多めに食べてしまう。

新宿 タコのサラダ.gif

メインの肉はチーズとハムを豚肉で挟んでパン粉を付けて多めの油で揚げ焼きにしたもので、
酸味のほのかに残るトマトソースや、ディルの香りがメインのハーブ類と共に食べると
絶妙な調和をなして、独特の風味や味わいが出る。
実に美味しく、またジューシーでいながらカリカリに揚がった表面のパン粉の食感も
手伝って夢中に食べてしまう。

新宿 肉料理.gif

昼にばかり足を運んでいて、一度も平日の夜に訪れたことがないため、
ワインやチーズなど食べたことがないことは勿論、雰囲気すら知らない。
今度は夜に訪ねて、昼との違いを記事にしたいと思う。
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2005年03月02日

新宿 〜蚯蚓の原点、思い出横丁で (ラーメン)

本日夜新宿思い出横丁にてラーメンを食す。

既に1件軽くひっかけた後である。
思い出横丁の真ん中らへんにあるこの店は、
おそらく10年以上変わらず手打ち麺のラーメンを安価で出す店である。
早速ラーメンを発注。

思い出横丁が飲み気重視の店が多い中、この店は麺類がメインの店で、
飲んでもビールであしらうのが良い。
蚯蚓は最初の1件目として来たなら、やきそばとビール、
2件目ならば、ラーメンのみと思っている。

蚯蚓がまだ若かりし頃、ここの焼きそばは他の店とは異なり何か旨いと
不思議に感じながらよく好んで食べていた。
何度も通ったある日気付いたのが、鉄板の上にある変形したボール。
鉄板上のボールには油が入っており、サラダ油だと思っていたのが、
どうやらラードで、これが旨味の違いなのかと気付いた。

その固形ラードを使ってひと手間をかけた分、安い上にかえって普通の中華料理屋と
違う味わいを出せているのかと思うと、勝手に考えが発展して、
「安いから大して旨くない」という先入観や固定観念が一気に崩れた記憶がある。

そんな想い出があるので、この店に来るといつも気持ちが原点回帰していい。
・・など想いにふけっていると、またたく間にラーメンが来る。

新宿 想い出横町.gif

ここのラーメンは手打ちの太目のもちっとした歯ごたえと、つるつると入る
麺のなめらかさと手打ちならではの縮れ具合が絶妙。
スープは化学調味料よろしくで醤油もいたって普通でいかにもな味わいだが、
ベーシックさでは新宿一だとひいき目かも知れないが思っている。
当然ながら値段の割りに充分旨く、新宿の数あるラーメン屋台で、
もし醤油ラーメンを食べる衝動に駆られるようなことがあれば、
思いで横丁という場所を臆せず、迷わずこの店に行く事をお奨めする。

ちなみに蚯蚓はその後、新宿駅から遠ざかる方の道の出口近くの今では中華定食系が
旨い比較的大きな店(思い出横丁で以前火事があったとき半焼した店)で、
思い新たに酒をひっかけた。
この店も想い出深く、若かりし学生の頃はサワーにもつ煮で腹を満足させたが、
今ではすっかりこの店の顔の中国人のお兄さん(今ではおじさん)の
チャーハンが蚯蚓の定番へと変わって久しい。

当時、はしごも出来なかった自分が、今では3件にも亘るはしごも出来るだけになり
日々楽しい食生活を過ごしているが、それを感謝しつつ食べ歩きの楽しさを思い出させる
本当の意味で蚯蚓の「思い出横丁」である。
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2005年02月12日

新宿 〜最近のクーポン本に挑戦す (ベトナム料理)

本日歌舞伎町にてクーポンを利用してベトナム料理を食す。

昨今「この雑誌を持っていけば一杯無料」の典型的なクーポンスタイルから
携帯でも同様のクーポンを得られるようになり、
美味しい店を見つける機会は今まで以上に多くあるように一見思える。
しかし、街歩きを基本とする蚯蚓からしてみると、
この類の店は大して美味しくもないからクーポンというサービスで客をひきよせる、
すなわち「この店は安いけど、それなりの味。」のサインではないかという
天邪鬼な先入観から、敢えて敬遠し、行かないようにしていた。

そのような中、大手総合情報出版会社が無料のクーポン本をある程度のエリアに区切って、
各街に設置するというアナログに原点回帰したかのような動きが最近際立って目につくようになった。

この”アナログさ”を実行するチャレンジ精神に昨今のクーポン事情には見られない情熱や勢いを感じたこと、そして
最近旺盛な外食スタイルへの好奇心が混ざり、
今までの先入観を捨てて、街のクーポン本から、新たな店を探してみることにした。

多いのはオープンしたての店。
最近の時流を反映して、内装の凝った個室席を標準装備した店が多い。
旨いものを見つける好奇心で探すと蚯蚓の野生の勘に引っかかるものがなく、
しかしその念が捨てきれず、何度となくグルメの欄のページを行ったり来たりさせているうちに、
ベトナム料理の店であれば新宿という場所柄、大ハズレもなく、当たればもうけものでは?
という気持ちになってきた。
その店もやはり支店新規オープンということで、新規の方に行くことにした。

そのクーポンではコースが特に安くなっているので、店に入るとすぐコースを発注。
また、ベトナムビール「333」をあわせて発注。
連れと一本ビールを開ける頃に生春巻きが到着。
盛り付けに雰囲気がある。

歌舞伎町 ベトナム 生春巻.gif

味も悪くないので、楽しい食事がスタートし、次々と料理が来た。

歌舞伎町 ベトナム サラダ.gif

歌舞伎町 ベトナム お好み.gif

歌舞伎町 ベトナム 肉.gif

食している間に気付いてくるのだが、盛り付けは違えど、
付け合せの野菜やタレやソースといった基本を構成するパーツが似ているせいか、
だんだん口がだれてくる。
振り返ってみると、最後のデザートがココナツミルクのタピオカでなく、
サツマイモベースのココナツミルクのタピオカで、
これが発注したお茶との相性が非常に良かったことが一番印象深い。

サツマイモの甘味とココナツの香りが、新茶や凍頂烏龍茶のような香りのお茶と
相まって実に伸びやかな香りになるが、甘味は逆にお茶の渋みで切れてさっぱりする。

よくある「新店は料理人が違うから本店と味が違う」ということなのか、
「クーポン用の料理だから通常の単品メニューとは質が違う」のか、
可能性を考えるときりがない。
しかし、そうであるならば、単品を食べたくさせる工夫や何かがあって然りと
思うのだが、それもないようである。

一回の経験の限りではあるが、クーポンで外食をするのはおそらく美味しい店を探すというより、
外食の楽しさの新しい切り口を探求する際のリーズナブルな手段の一つと捕らえるのが
ベターなのだと感じた。
普段は美味しさ一番で街を徘徊する蚯蚓であるが、今後は外食の楽しみ方の幅を広げる為、
クーポン本を時として今後も使う事に挑戦しようと思う。
posted by 蚯蚓仙人 at 00:00| Comment(7) | TrackBack(0) | 新宿 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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