吾輩は蚯蚓である。夜を昼を様々な街に縦横無尽に出没するたくましい生き物である。
根っからの外食好き"蚯蚓"の食生態フードダイアリー。

2005年09月21日

東京・神保町(カレー)〜薬膳カレーの不思議な味わい 

本日昼に薬膳カレーなる物を頂き候。

マンションビル風の建物の1階に、独特の看板がなんとも蚯蚓の心を惹きつける
薬膳カレーの店がある。
店に入ると白いコックコートを着た男性が店の端っこに3人。
団塊の世代が定年を迎え、飲食店を開くことはよく町歩きの新店で、
蚯蚓もよく遭遇するようになった。
一瞬その類なのかと思う風貌の3人であるが、
ともかく薬膳カレーのメニューを拝見。

薬膳カレーは鶏肉、海鮮、野菜、牛肉、特選カレーと5種類あり、
一瞬特選にしようかと思ったが、ルーに入る生薬系の高麗人参などが、
ベースとなる薬膳ルーの味を変えてしまい、ベーシックなカレールーの
味が見えなくなってしまうのではないかと思い、悩んだあげく、
野菜カレーを発注。

発注後薬膳カレーの味と薬効の書かれた紙をもらい、
読みふけっていると、薬膳カレーがきた。

神保町 薬膳カレー.gif

きれいに飾られたクコの実やユリネ、根菜などをさておき、一口ルーを頂く。
ルーには野菜とインドスパイス、和漢生薬を用いており、
化学調味料やバター、ラードは使わないと言う紙のとおり、
カレールーの味わいの奥に潜む味わいは、
肉類の旨味ではなく、昆布や野菜の旨味系の和風とも言える味で、
こってり感はなくあっさりしている。
その分、スパイスの香りはかなり引き立ち、
赤やら黒の胡椒のスパイシー感が鼻をくすぐる。

食べ進むにつれ、葉物の乾燥したときに感じるい草のような香りが来たり、
ところどころで、風味が変わるのが何とも不思議な心地になる。

食べ終えた頃には確かに背中がぼわっと熱くなり、
食後に普段あまり発汗しない蚯蚓も今日ばかりはと汗がにじむ。
早速効果があったようである。

カレーとしてこれが旨いかというとやはり肉の旨味があってこそ
というところがあるため、正直物足りなさを感じるところはある。
しかしカレーとは異なる薬膳のシチューとして考えれば、
とりたてて薬くさいとか、苦いと言ったことはないおいしいものなので、
実に良い出来であるといえる。
次回は少し値が張るが、牛肉カレーを発注し、このルーの旨味に
肉の旨味が付加された物を食べてまた考えてみたいと感じた今日この頃である。
posted by 蚯蚓仙人 at 11:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 神保町 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月06日

神保町 〜有名店の近くの気になる店 (刺身定食)

本日昼に刺身定食を食らう。

この店は蚯蚓がはじめて記事を投稿した神保町の天丼屋の真裏にある。
天丼屋を含め、この界隈は雑誌で紹介されたことがある有名店が隣接している為、
神保町の天丼屋から真裏へと続く、狭い路地を歩くと
元祖「半チャンラーメン」の店の行列を横目にその店へ行く事になる。

角に位置するこの店の昼のお品書きは3種類ほどで、中から刺身定食を発注。
店の風貌はカウンターのみの居酒屋というか小料理屋で、
この類の店にしては若目の主人が作りに取り掛かる。
刺身の切る手つきや早さがすし屋に劣るものの、魚の切る順番や保存の仕方が丁寧でいい。
盛り付けも綺麗で、イカなど花びら型にして盛り付ける為、実に美味しそうである。

神保町 刺身定食.gif

程なく完成した定食がきた。味噌汁を頂くと、蚯蚓の好きな赤出汁である。
刺身も赤身の鮪、白身の真鯛、鯵、イカ、ホタテなど多種の刺身を
堪能でき、白身など新鮮というより、少し時間のおいたものであるが、
保存の仕事がしっかりしているので、かえって旨味があっていい。

小鉢の水菜のおひたしも、醤油をかけることなくいただける。
また、茶碗蒸しも口当たりよくとろりとして、美味しい。
漬物も自家製のようで、小鉢や漬物の細部まで気を遣ってあるところが、心地よい。

素材や店員のサービスというものとは異なり、
定食の中に、「丁寧さ」というきめ細やかなサービスをこめている。
競争の厳しい神保町のしかも激戦区だからこれだけの質の良い定食を出すのか、
それとも主人のありのままの仕事の結果なのか不明であるが、
是非また昼だけでなく、夜にも足を運びたくなる店である。
posted by 蚯蚓仙人 at 12:57| Comment(2) | TrackBack(0) | 神保町 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月08日

神保町にて 〜粋なファーストフード・天丼を食らう (天丼)

本日昼にて行動候。
天丼たるものを食う。
カウンターにて食すが、店に入る前より胡麻油の香りがいい。
主人が揚げ、後の二人は味噌汁のめんどう等する係とネタの仕込み係。
大きな桶の中で泳ぐ天麩羅をリズミカルに釣り上げ、飯にのせる。
これまたリズミカルにタレをかけるとタレが天婦羅の中でぴちぴちと威勢良く音を立て、
香ばしさを増す。
思わず漬物を追加。白菜がおでんの大根のようにきれいな円筒形にまとめられて、
天面にちょろっと醤油がかかっている。
これが塩っこいのだが、甘めのタレの天丼を思いっきりほうばった際、
熱さましと甘さの中和役として最高の仕事をする。
茶をすすって終了。
幸せなひと時をすごした。

材料など最高品質とは言わないが、要所をはずさないつくり。
衣の風味と食感は良いが、当然繊細さは減る大衆受けする美味しい味。
コストパフォーマンス等を考慮すると満足。
posted by 蚯蚓仙人 at 00:00| Comment(5) | TrackBack(0) | 神保町 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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