吾輩は蚯蚓である。夜を昼を様々な街に縦横無尽に出没するたくましい生き物である。
根っからの外食好き"蚯蚓"の食生態フードダイアリー。

2005年06月24日

銀座(蕎麦) 〜つまみの旨そうな蕎麦や

本日夜に蕎麦を頂き候。

人に誘われ、銀座では比較的新しい蕎麦屋へ出向いた次第である。
畳を連想させるデザインの階段を降り、地下にその店はある。
中は和風モダンな造りで、カウンターもある洒落た内装で、女性客が目立つ。

早速メニューを見るとワインや焼酎など酒が豊富にあり、つまみも充実している。
せいろの蕎麦は1日限定10食の田舎系と感じさせるものと、更科の2種。
最近鴨なんばんに執心の蚯蚓は鴨なんばんはないかと聞くと、
温かい蕎麦は無いという。メニューを見れば見るほど、時流の蕎麦屋である。
とはいえ、鴨のつけ蕎麦があるということで、産地表記もされた鴨に
興味も湧いてそれを発注した。

程なくして皿が来た。
蕎麦自体をつまんで食べたが、繊細なほのかな味わい。
これに対し、鴨のつけ汁は胡麻の香りもしっかりとしたつゆで、
香ばしく皮目が焼かれた鴨肉が沢山入っている。
汁や鴨肉の旨味と香りで蕎麦をすする感覚で、蕎麦は負けてしまっている
バランスの面から行くと最近の蚯蚓好みではないものの、
汁の旨さが充分に感じられる一品。

銀座 鴨そば.gif

ちなみに通常の更科蕎麦の汁は、連れから蕎麦湯を飲む際に
頂くと、風味を増す為の重ねた梅の味わいのある汁でなかなか。

辺りを見渡すとビールや酒を片手に、地鶏のから揚げなど、
つまんで飲んでいる客が目立つ。
そのつまみが小奇麗に盛られ、実に美味しそうである。

今回は蕎麦やとしてこのお店を訪れた蚯蚓であったが、
以前記事にした千歳烏山の蕎麦や(詳しくは4月10日の記事参照)
と同じ傾向のつまみの旨い蕎麦やという印象を
受けたので今度これを確認しにまた訪れたいところである。
posted by 蚯蚓仙人 at 00:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 銀座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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